5代目オデッセイ初期型と中期型(当時の最新型)の徹底比較

5代目オデッセイ初期型と中期型(当時の最新型)徹底比較(ガソリン車)

2度目のマイナーチェンジが行われ最新型ではなくなりましたので、タイトルは中期型と変えさせていただきました。

現行のオデッセイは2013年11月に登場した5代目となり、2017年11月にマイナーチェンジを受けました。

ここでいう初期型とは、2013年11月から2014年5月までの「EX」系にナビが標準装備となっていた仕様で、自動ブレーキも装備はされていましたが、「Honda SENSING」が未だ実用化されていなかったため、標準は単眼カメラのみの「シティブレーキアクティブシステム」が装備されており、「EX」系にはメーカーオプションでミリ波レーダーのみの「衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉+E-プリテンショナー」が「シティブレーキアクティブシステム」の代わりに装備できました。

ちなみに、「Honda SENSING」は2015年1月に追加装備され、その際、「シティブレーキアクティブシステム」とオプションの「衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉+E-プリテンショナー」は廃止となりました。 また、「Honda SENSING」の標準装備による価格上昇は約7万円でした。

次に中期型(当時の最新型)とは、2017年11月のマイナーチェンジ後の仕様となります。

このマイナーチェンジは、一足先にマイナーチェンジを実施したステップワゴンがビッグマイナーチェンジとなり、ハイブリッド車の追加も手伝い大きく販売台数を伸ばしたあとだったため、オデッセイのマイナーチェンジも期待していたのですが、フロントグリルと前後のバンパー形状変更など小規模のものに留まりました。

現在のオデッセイは5代目ですが、アブソルートでいうと現行は4代目となりますね、初代アブソルートは2代目のマイナーチェンジの際に追加設定されたスポーツバージョンで、3代目以降のオデッセイはアブソルートがメインとなっています。

標準車とアブソルートの違いは、エンジン性能、サスペンション、フロントグリル、バンパー形状、フォグランプ、内装色、シート地、アルミホイール等がスポーツ仕様となっています。

3代目、4代目に限っては、使用ガソリンもハイオク仕様となっていました。

5代目は初期型こそ外観は、はっきり区別がつきましたが、マイナーチェンジ後の現行型では標準車も外観はアブソルートと同じデザインとなり、ガソリン車においてはアルミホイールまで同じになっています。

そんな5代目は、既にデビュー5年を経過しましたが、オデッセイでは初めて両側スライドドア採用、ホンダの最上級ミニバンだったエリシオンとの統合ということもあり、サイズと高級感も増しホンダの最上級ミニバンとなっての登場となりました。

6代目へのバトンタッチも来年、再来年には実施されると思いますが、ライバルのエスティマが販売終了という噂もあるので、エスティマがなくなるとL クラスミニバンは、オデッセイのみになります。

そのため、もし本当にエスティマが販売終了となれば、6代目の発売時期などにも微妙に影響がでるかもしれませんね。

やっぱり、LLサイズのアルファード、ヴェルファイアと、Mサイズのノア、ヴォクシー、エクスファイアの大人気車に挟まれたエスティマはサイズ的に中途半端なのでしょうかね。

そこで話を戻して、今回5代目ホンダオデッセイ(ガソリン車)初期型と中期型(当時の最新型)の徹底比較するグレードですが、初期型、中期型(当時の最新型)共にガソリン車のアブソールートEX(FF)です。

比較詳細は以下の通りとなります。

主要諸元では、全長が4.830mから4.840mと0.010m伸びているのと、重量が1,830kgから1,810kgと減っている以外はすべて同一です。

伸びたのはバンパー形状の変更のためか、フロントグリルのデザイン変更のためですが、20kgはインターナビがオプション扱いになって非装備になった分で20kgマイナスなりますかね、他にも理由があるとは思いますが重量が減りましたね。

初期型 2014年1月登録 アブソールートEX(FF)

ボディーカラー:クリスタルブラック・パール ※インターナビ標準装備

  • 型式:DBA-RC1 
  • 全長:4.830m 全幅:1.820m 全高:1.685m 
  • ホイールベース:2.900m
  • 車両重量:1,830kg
  • エンジン型式:K24W 総排気量:2.356L 
  • 最高出力:190ps 最大トルク:24.2kgf・m 
  • JC08モード燃費:13.6km/L
  • 全国メーカー希望小売価格:3,414,286円(消費税抜き)

メーカーオプション

  • 装備無し

主な装備

  • インターナビ
  • シティブレーキアクティブシステム
  • ブラインドスポットインフォメーション
  • 後退出庫サポート
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 18インチアルミホイール
  • LEDアクティブコーナーリングライト等

2019年1月登録 アブソールートEX(FF) 中期型(当時の最新型)

ボディーカラー:プラチナホワイト・パール(メーカーオプション)

主要諸元

  • 型式:DBA-RC1 
  • 全長:4.840m   全幅1.820m   全高1.685m
  • ホイールベース:2.900m
  • 車両重量:1,810kg
  • エンジン型式:K24W 総排気量2.356L 
  • 最高出力:190ps、最大トルク:24.2kgf・m 
  • JC08モード燃費:13.6km/L
  • 全国メーカー希望小売価格(メーカーオプション含む):3,594,778円(消費税抜き)

メーカーオプション装備

  • インターナビ+ETC+リアインターナビシステム
  • センターコンソロールボックス+大型アームレスト
  • 18インチアルミホイール 

主な装備

  • マルチビューカメラシステム+スマートパーキングアシスト
  • 運転席8ウェイパワーシート
  • 助手席4ウェイパワーシート
  • 運転席&助手席シートヒーター
  • Honda SENSING
  • ブラインドスポットインフォメーション
  • 後退出庫サポート
  • パーキングセンサーシステム
  • LEDアクティブコーナーリングライト等

装備、価格の比較まとめ

価格差は、中期型(当時の最新型)はインタ―ナビ、18インチホイールなどがメーカーオプション扱いになったため、そのメーカーオプション価格とボデーカラーが有償のホワイトのため、プラス40,000円を加えた価格です。

実質は、初期型は無償のブラックだったので、40,000円を差し引いた差額の約14万円が初期型と中期型(当時の最新型)の同条件の差額になります。

もちろん、中期型(当時の最新型)が高いのですが、装備は14万円以上の差はあるような内容だと思います。

初期型でメーカーオプション扱いだったマルチビューカメラシステム+スマートパーキングアシストが標準装備に。

子供騙しのような性能だった「シティブレーキアクティブシステム」がホンダセンシングヘ進化、合わせてクルーズコントロールもハイブリッドに装備される渋滞追従機能こそ付きませんが、「アクティブクルーズコントロール」へとレベルアップ。

初期型では、設定のなかった助手席4ウェイパワーシート、運転席&助手席シートヒーターが標準装備に。

さらに、ディーラーオプションで工賃含め9万円程度かかったフロント2センサー、リア4センサーのコーナー・リアセンサーが、前後4センサー合わせて8センサーのナビ表示されるパーキングセンサーシステムに進化して標準装備。

細かいところまでいうと、施錠時に自動でドアミラーを折りたたむオートリトラミラーシステムが全車標準、初期型では工賃含め税抜き13,000円でしたか。

また、オプションとなったインターナビを装備するとセットでリアエンターテイメントシステムも追加されます。

当然ですが、価格差はこれらのオプションも含めた価格差です。 初期型と比較すると中期型(当時の最新型ガソリン車)アブソールートEXは、かなりお買い得感がありますね。

実際運転してみて・実際後部座席に乗ってみて

予定より1ヶ月遅れでやっと納車されました。

Honda公式ホームページより引用

現在タイヤはスタットレスを履いているので、社外アルミホイールになっています。

ホイールは前オデッセイで使用していた物ですが、タイヤは新品18インチです。

サマータイヤは、メーカーオプションで純正18インチアルミホイールと225/45R18 91Wをチョイスしています。

運転席に座った感じは、ほとんど初期型と変わりはありませんね、まぁ探せば、運転席のアームレストが大型になったので(メーカーオプション)、肘を掛けるのは楽ですか。

メーターも少し変わりましたね、エンジンを切るとホンダのマークが最後に出てきてメーターが消えるというのは初期型にはなたったですね、あとはシートの柄と、ダッシュボードのパネルの色が若干変わったくらいですが、しつこいようですが装備は良くなりましたね、初期型はオプション装備だった「マルチビューカメラシステム」が標準装備ですから、これまで出来なかったフロントとサイドの確認も簡単ですね。

装備面では、「装備の価格のまとめ」のところにも書いていますが、本当に価格の割には、装備が良くなりましね、モデル末期なので迷いましたが、初期型の不満が解消されている部分も多いので、今ところオデッセイにして良かった、と思っています。

それに早速Honda SENSINGに助けられました。

納車日の翌日、役所の駐車場に止めて書類を見ていたら何か車が動いている感じが、と、思った瞬間「ピッピピ」「ピッピピ」という音で顔を上げると目の前にエルグランドのリアが迫っていて、私もあわててブレーキを踏みましたが車は既に止まっていました。

パーキングブレーキは掛けたもののシフトレバーバー「Dレンジ」のままでした。

本当に助かりましたHonda SENSING様、ありがとうございました、という感じですね、納車翌日にぶつけたらシャレになりませんからね。

と、いうことで、装備の充実以外は、ほとんど初期型と差はないですかね、これはあくまで私的な感じですが、運転してみると初期型と比較してゴツゴツ感が少し和らいだ感じで、コーナーリングも初期型はとてもミニバンとは思えない感じがしましたが、中期型(当時の最新型)はやや普通のミニバンに近づいた感があり、そこは少々残念な気もしますが、その分後部の乗り心地は、初期型と比べるとハッキリ言って別車ですね、高級車の後部座席に乗っている感じさえ出てきました。

まあ、初期型が悪すぎたので、その分もありますが、前はちょっとしたでこぼこ道でもビートにでも乗っているような感じでしたからね。

あとは、まだあまり使用していないので、はっきりはいえませんが純正インターナビは、初期モデルのより以外に進化しているというか、機能も増え見やすくなりましたね。

今のところ初期型との比較では、後部座席も予想以上に改善されるなど言うことなしで、大変満足しています。

それにパーキングセンサーシステムも標準になり、ホントお買い得でした。

2019.3.2 スタットレスタイヤ(社外18インチアルミホイール)からオプションの純正18インチアルミホイールに履き替えました。

黒のホイールは雰囲気変わりますね。

追記(2021.1.26)

このアルミーホイール2021年11月のビックマイナーチェンジ後のEX系に標準装備の18インチと同じだと思うにですが、どの紹介動画や紹介記事見ても、マイチェン前のガソリン車にオプション設定されていたということは説明されていませんね。

まあ、オプションで履いているオッデセイもあまり見かけませんからね。

でも、現行型とはタイヤサイズが異なりますね、私のは225-45-18ですが、現行型は225-50-18でした。

比較の感想・まとめ

モデル末期の車を購入したのは初めてたっだのですが、初期型より断然いいですね、リアのカップホルダーなど改善してほしいところが、いくつもあったのですが、改善されたところが多いですね、でも、発売から5年(マイナーチェンジの時は4年)も経過している訳で、改善されない方がほうがおかしいのかも知れませんがね。

もちろん同一車種、同一グレードの前期、後期の両方のオーナーになったのは、今回が初めてなのですが、わざわざモデル末期の車を選ぶという人がいることもありだと思いましたね。

初期型に比べ中期型(当時の最新型)のほうが価格以上に良くなっていることは間違いないですね、当然といえば当然ですが、初期型から乗り替えたからこそ、その良さが分かったと思いますので、その点からもモデル末期のオデッセイを選んで正解だったと今は思っています。

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