残クレ車を買取店へ売却

残クレ車を買取店へ売却

残クレ(残価設定型ローン)車は、ローンの最終支払月時点での残存価格を予め設定しておいて、主に車検毎の3年あるいは5年でローンを組み、その最終支払月の支払額(残存価格)を除いた額を35回(3年ローン)、59回(5年ローン)で支払い、最終支払月の36回目、60回目に最終支払額(残存価格)を支払って車を買い取るか(再ローン可)、支払わず販売店へ車を返却するかになりますが、返却の場合は、その販売会社から新たに車を購入するか、返却のみにするかがあります。

また、返却する場合は車の状態や走行距離によって別途追加料金の支払いが発生する場合もありますので、ご注意ください。

日産自動車公式ホームページより引用

まあ、簡単に言えば買取るか、返却するかということですが、ただもう一つ、乗り続けず、販売店へも返さない方法があります。

それは、買取店への売却です。

残クレ車は、買取店に売却できないと思っている方も多いと思いますが、ローン残金を完済すれば、自由に買取店でも個人にでも売却は可能です。

実際、残クレ車を買取店に売却した経験を基にまとめました。

売却は、どのタイミングで売るかも大事にはなりますので、まずは、残存価格と売却時点での買取相場などをよく調べた上で、もし、条件が合えば売却できる時期を決めてから買取店数社から見積を取ることをお勧めします。

買取店の選び方は、一括査定サイトを利用する方法、自分で数社をピックアップして個々に依頼する方法、買取店の店舗へ直接持ち込み査定を受ける方法などがあります。どれにしても数社に実際査定をしてもらうことが大事ですね。

ただ、査定には結構時間が必要になりますので、ある程度スケジュールを組んで1日、2日で査定から見積価格提示まで全社終了するように依頼したほうがスムーズに進むと思います。

多くの買取店は、すぐの売却を前提に交渉してきますので、いつでも売却できる状況での依頼、それが難しい場合はせめて1ヶ月以内に売却できるタイミングで査定を依頼、査定から実際の売却日まで期間が空くと買取相場が変動するので、正確な見積額が出ず、実際の売却額との差が大きくなることもあります。

どの買取店も現時点の買取価格を提示するので1日でも早い引き渡しで交渉してきます。

なので、すぐ引き渡せる覚悟で交渉したほうが、少しでも高く売れると思いますし、買取店によっては無料の代車を用意している業者もありますので、貸出期間は交渉次第ですが、いざという時は代車を借りて早く引き渡すという方法もあります。

そのほかに、これも業者によりますが、残クレのローン会社との解約手続なども代行してくれる業者やローン会社に支払う残金が売却額で賄える場合は、先にローン会社に残額を支払ってくれる業者もあります。

もちろん、残存価格より相場価格が低いということもあり得ますが、残クレ車はほとんど5年以内の高年式車なので、一度査定してもらう価値は十分あります。

当然、人気車種、人気グレード、人気色などの条件が揃えば、思わぬ高値での売却も期待でき、ローン残全額支払っても数十万円も手元に残るというケースもあります。

例えば5年の残クレで残価120万円、最終支払月2月、ローン支払額月額4万円の車を11月に売却するとします。

そして買取相場が150万円程度、実際の売却価格200万円だったとすると、ローン残128万円(最終月120万円+12月、1月支払分8万円)で、200万円-128万円=72万円が手元に残るとう計算です。(※この例は、実際の私の経験を基にした具体例になります。)

もう1つ高く売るために大切なことは、車を大事にするということですね、同じ年式でも使用状態によって結構違ってきますから、普段の定期点検などのメンテナンスも(業者は点検整備記録簿もチェックします)、きちんと実施する。

それから日ごろからワックスがけなどボディの手入れ、フロアマットなど車内の清掃も随時行い綺麗に使用する(禁煙)。

やはり、走行距離数が少なくても見た目が汚いとマイナス、距離数が多くても見た目良ければプラスですね。

残価設定ローンで車を購入の方は、ローン終了前にぜひ一度、検討してみてはいかがでしょう。

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