復活なるか!6代目ホンダステップワゴン発売
今年5月に6代目に移行したステップワゴン、日本においては現在ホンダミニバンのフラッグシップモデルとなっています。
6代目ステップワゴンは、一世を風靡した初代や2代目を彷彿させる外観が特徴的ですね。
個人的には悪くはないと思いますが、じゃあ買うかといわれれば買いません。
復活なるか!
これは販売台数にも表れています。
同じく今年フルモデルチェンジを行なわれた「ノア」「ヴォクシー」には大きく差を付けられ、近々フルモデルチェンジの噂されるモデル末期の日産セレナにさえ劣る現状です。
なぜか、やはり顔ですね。
5代目の失敗の繰り返しですね、オデッセイのビックマイナー、ステップワゴンのマイナーチェンジで、あれだけフロントグリルを変えたはずななのにまた元に戻したって感じですね。
AIR SPADA
ミニバンはアルファードに象徴されるようにフロントグリルが大きく、メッキギラギラで存在感がある車が好まれています。
ホンダさんだってだからこそオデッセイ(5代目後期)、ステップワゴン(5代目後期)のフロントグリルを大きくギラギラさせたのだと想います。
ただ、一歩先を行くホンダは、もうアルファード顔は古いと考えたのかも知れませんね。
しかし、ミニバンユーザーはギラギラデカ顔の支持が多数を占めていたということですね。
ミニバンを選ぶ基準は背が高くフロントグリルが大きくメッキでギラギラしていて存在感がある、というのが第一条件ですかね。
新型ステップワゴンはスタイル良し、インテリア良し、装備良しで顔見てフラれたっていうことですか。
グレード/価格
批判はとりあえずこのくらいにして、今回のスッテップワゴンは、従来同様ボディタイプが2タイプ。
ただ、新型はこれまでのノーマルタイプを「AIR」と名付け、「SPADA」と2タイプに区別。標準車にもサブネームを与えて商品価値を高める最近のホンダ手法ですね。
角ばったボディでサイズ的にも全車3ナンバーサイズで大きくなりましたが、デザイン的には5ナンバーサイズ枠に収めたような、いかにもMサイズミニバンといったデザインですね。
上述のようにオデッセイ亡き後、ホンダミニバンのフラッグシップモデルですが、4代目、5代目のステップワゴンユーザーがステップアップしてワンランク上のミニバンを検討する際、ホンダにはその対象となるモデルがない。
新型のスパーダには、豪華装備のプレミアムラインがありますが、ステップワゴンはステップワゴンですからランクアップにはなりませんので、結局アルファードに行くかSUVに行くかになるのですよね。
SPADA PREMIUM LINEの2列目シート
確かに最上級のスパーダプレミアムラインは、インテリア、装備はオデッセイと差はないというか、最終型オデッセイよりいい感じはありますが、所詮はMサイズミニバンですからオッデセイの後継車にはなれません。
みすみすトヨタにユーザーを送っているようなものです。
ホンダさん、今、ステップワゴンのマイナーチェンジは早すぎるので新グレードの追加はどうでしょうか。
例えば、アブソルートというサブネームを付けてステップワゴンアブソルートとしスパーダより更にスポーティーなミニバンに仕上げ、フロントグリルは勿論、大きくギラギラにして追加というのはどうでしょうか。
それから上位ミニバンの復活、オッデセイでもエリシオンでもラグレイトでもいいですのでL〜LLサイズを復活させて欲しいところです。
新型ステップワゴンは、ガソリンエンジン車、e:HEVとありそれぞれにAIR、SPADA 2タイプが用意されガソリンには全車4WDを選ぶことが可能です。
e:HEV車はFFのみ。
グレードはガソリン車がAIR、SPADA、SPADA PREMIUM LINE
e:HEV車も同じくAIR、SPADA、SPADA PREMIUM LINE
こちらも最近のホンダ車に多く見られる最小限のグレード構成になっております。(車椅子仕様車、サイドリフトアップ車は除く)
価格は、一番安いのがガソリン車AIRで2,998,600円 全国メーカー希望小売価格(消費税込み)〜 e:HEV車のSPADA PREMIUM LINEの3,846,700円となっております。
(車椅子仕様車、サイドリフトアップ車は除く)
Mサイズミニバンも400万円時代ですね。